アロン・カネトが今季初優勝でポイントリーダーに浮上

マヌエル・ゴンザレス表彰台、國井勇輝24位、佐々木歩夢転倒、ジェイク・ディクソン転倒

 

第4戦カタールGP決勝レース(周回数18ラップ)は、4月13日現地時間18時15分からルサイル・インターナショナル・サーキットで行われ、3番グリッドのアロン・カネトはスタートミスで16番手まで後退したが、1ラップ目11番手、2ラップ目8番手、5ラップ目6番手、8ラップ目4番手、10ラップ目には2番手まで挽回し、14ラップ目に1番手浮上。プレシーズンと開幕戦タイGPで両肩を痛めたことから出遅れていたが、今季初めて痛みなしで走り切って、昨年11月の最終戦ソリダリティGP以来今季初優勝、中量級で5勝目を挙げ、昨年3月の第2戦ポルトガルGP以来今季初めてポイントリーダーに飛び出した。

Aron Canet, Fantic Racing Lino Sonego, Qatar Airways Grand Prix of Qatar
Aron Canet, Fantic Racing Lino Sonego, Qatar Airways Grand Prix of Qatar

気温30度、路面温度37度のドライコンディションの中、7番グリッドのデニス・オンジュは1ラップ目5番手、2ラップ目3番手、5ラップ目にはトップに飛び出し、14ラップ目にアロン・カネトに抜かれたが、1.103秒差の2位。昨年9月の第12戦アラゴンGP以来今季初の表彰台、中量級の最高位を奪取すれば、ポールポジションのマヌエル・ゴンザレスは、ホールショット決めてレースをリードしたが、5ラップ目4番手、8ラップ目5番手に後退。終盤にポジションを挽回して1.286秒差の3位に入り、2戦ぶり3度目の表彰台を獲得。

Deniz Oncu, Red Bull KTM Ajo, Qatar Airways Grand Prix of Qatar
Deniz Oncu, Red Bull KTM Ajo, Qatar Airways Grand Prix of Qatar

5番グリッドのダニエル・オルガドは中量級4戦目で4位に進出。12番グリッドのディオゴ・モレイラ、9番グリッドのバーリー・バルトゥス、14番グリッドのチェレスティーノ・ヴィエッティ、10番グリッドのマルコス・ラミレス、4番グリッドのアルベルト・アレナスが続き、8番グリッドのフィリップ・サラッチがトップ10入り。

13番グリッドのセナ・アギウスは、ジャンプスタートでダブルロングラップペナルティを科せられ、1度目のロングラップで走行枠を飛び出したことから、3度のロングラップが強いられ、6ラップ目に20番手まで後退したが、14位まで挽回。18番グリッドのアロンソ・ロペスは、プラクティスの際に他車との接触で転倒を引き起こしたことからロングラップペナルティが科せられて、ポイント圏外の16位。

今季初レースとなった27番グリッドのセルジオ・ガルシアは19位完走。22番グリッドのトニー・アルボリーノは19番手でゴールしたが、最終ラップにトラックリミットを越えたことから20位。17番グリッドのマリオ・アジは、公式予選2でハイサイドから転倒を喫したことから、レース前にメディカルチェックを受け、出走の許可を得ると23位完走。

28番グリッドの國井勇輝は29.608秒差の24位。24番グリッドの佐々木歩夢は3ラップ目に週末2度目、今季3度目の転倒。

2番グリッドのジェイク・ディクソンは、5番手走行中の12ラップ目13コーナーで週末2度目、今季2度目の転倒を喫した。

チャンピオンシップ

総合2位アロン・カネトは25ポイントを加算。今季初めてポイントリーダーに躍り出れば、総合3位マヌエル・ゴンザレスは10ポイント差の総合2位に浮上。ポイントリーダーのジェイク・ディクソンは12ポイント差の総合3位に後退した。

RESULTS

フルスロットル!

世界で最もエキサイティングなスポーツのシーズン全22戦、フリープラクティス1から公式予選、ティソ・スプリント、決勝レースまで完全網羅の生中継オンデマンドで配信
『ビデオパス』なら、いつでも、どこでも、観たいときに視聴が可能

サブスクリプション
オフィシャルニュースレター
定期的にメールで配信される動画を含めたコンテンツの受信を希望する場合、オフィシャルウェブにユーザー登録