ヤマハ、V型4気筒エンジンをシーズン中に実戦投入

テストを開始した『V4』エンジンをコンセッションのアドバンテージを利用して実戦に投入する計画を企てる

ヤマハモーターレーシングのマネージングディレクター兼モンスターエナジー・ヤマハのチームプリンシパルであるパオロ・パヴェジオは、第5戦スペインGPの初日に国際中継のインタビューに応え、開発中のV型4気筒エンジンについて、今シーズン中に実戦投入する可能性を示唆。

「我々の目標です。目標を達成できるかどうかは見ていきます。ワイルドカード参戦に向けて備えておきたいので、アウグスト・フェルナンデェスがトラック上で『V4』のベンチマークを実際に行えるように準備を整えたいです」と計画を説明。

「もし新しいバイクが十分に優れていて、現在のバイクよりも速ければ、来年はそのバイクでレースに出走する可能性があります」とヤマハファクトリーレーシングのテクニカルディレクター、マッシモ・バルトリーニがオフィシャルウェブのシリーズ企画『WORKSHOP』で語った発言を繰り返した。

コンセッションの優遇措置

『D』ランクに位置するヤマハは、テストライダーに加え、レギュラーライダーもプライベートテストに招集することが可能。テスト会場となるサーキットを自由に選ぶことができ、年間に使用できるタイヤの本数は260本。ワイルドカードを年間に最大6回、前半戦に最大3回の利用が可能。

テストライダーのアウグスト・フェルナンデェスカル・クラッチローは、4月15日から2日間、最終戦バレンシアGPの開催地、サーキット・リカルド・トルモプライベートテストを実施。V型4気筒エンジンをテストしていた。

 

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