ドルナスポーツ代表「1つのサーキットで2週連続開催を計画」

7月下旬から11月中旬まで欧州での開催に向け、複数の国と協議を進めていることを説明。

オフィシャルポドキャスト『Cambia el mapa!(カンビア・エル・マパ)』は、ドルナスポーツの最高経営責任者カルメロ・エスペレータを招待。スペインGPとアンダルシアGPの開催に向けて、アンダルシア州政府、ヘレス市政府と合意し、スペイン政府に対して開催を提案することを発表した直後、20年シーズンの開催に関して計画案を説明した。

ヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトでの開催
「我々は数日間を費やして準備を進めてきました。以前にも説明したように、我々のアイデアは7月下旬から11月中旬まで欧州各地で開催。そして、可能であれば、12月中旬まで欧州を離れ、暖かい場所で開催することを検討しています。オーバーシーが可能でなければ、チャンピオンシップは欧州だけの開催となります。」

スペイン政府への提案
「我々はアンダルシア州政府及びヘレス市政府に対して、レース開催の運営に関して提案をしました。基盤を確立させ、スペイン政府に提案することを合意しました。他の国に対しても同じ手段で動きます。明日、明後日にはプロトコルをさせ、パドックの総人数を1300人まで縮小しました。」

「同時に各開催国と協議するコミッションを結成します。国ごとに条件が異なることから、一度プロトコルが完成したら、コントロールの回数やパドックのコンディションなど詳細を詰めます。プロトコルをスペイン政府に提出しますが、これは各省ごと、内務省、保健省、運送・移動・都市政策省などへの対応を意味します。」

「我々は開催の可能性を確認するために、チェコ、オーストリア、イタリアとも協議を進めています。」

無観客レース
「スペインだけでなく、欧州の他の国で開催する全てのレースは無観客となります。」

移動及び新型コロナウイルス検査
「現存の対策で動きますが、7月には状況が改善されることを期待します。現状では、欧州以外からの入国者は、最初のグランプリが開催される14日前までに欧州に入国して、滞在する必要があります。」

「全てのチームは出発する前に、遅くてもグランプリ初日の4日前に検査を受け、新型コロナウイルスの非感染を証明する証明書を持参します。サーキットに到着したら、我々が検査を実施します。サーキットでは、バルセロナの大学病院から派遣される医療チームが体温や症状を毎日管理します。感染が発覚した場合に対応するプロトコルを準備しています。」

スペインGP&アンダルシアGP後の開催日程
「他国に対しても開催に向けて、スペインと同じプロセスを実行する必要があり、6月上旬には、欧州での開催日程を確立する可能性があります。欧州以外で数戦を開催できれば、16戦に到達できるかもしれませんが、我々は12戦から16戦の開催を計画しています。」

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