アンヘル・ピケラスが今季2勝目

日本勢の古里太陽と山中琉聖が表彰台獲得、ポイントリーダーのホセ・アントニオ・ルエダ離脱

第4戦カタールGP決勝レース(周回数16ラップ)は、4月13日現地時間17時00分からルサイル・インターナショナル・サーキットで行われ、序盤からトップグループで走行していた5番グリッドのアンヘル・ピケラスがフィニッシュライン手前で逆転。第2戦アルゼンチンGPに続き、今季2勝目を挙げ、参戦24戦目で初めてポイントリーダーに飛び出した。

Moto3™, Race, Qatar Airways Grand Prix of Qatar
Moto3™, Race, Qatar Airways Grand Prix of Qatar

日本勢表彰台獲得

気温34度、路面温度43度のドライコンディションの中、12番グリッドの古里太陽は1ラップ目7番手、4ラップ目5番手に浮上してトップグループに位置すると、ラスト2ラップに2人を抜いてトップに飛び出したが、フィニッシュライン手前で抜かれて0.009秒差の2位。昨年11月の第19戦マレーシアGP以来今季初表彰台、自己最高位タイを獲得すれば、ポールポジションの山中琉聖はホールショットを決め、キャリア99戦目での初優勝に向けて積極的にレースをリードして0.042秒差の3位に入り、昨年6月の第7戦イタリアGP以来となる表彰台、自己最高位を獲得。

日本勢2人が表彰台に並んだのは、鳥羽海渡佐々木歩夢が2位と3位を獲得した2023年9月の第13戦インドGP以来31戦ぶり。

今季最高位&自己最高位

2番グリッドのジョエル・ケルソは0.097秒差の4位。4番グリッドのリッカルド・ロッシは5位。昨年当地で開催された開幕戦カタールGP以来となるトップ5入りを果たし、11番グリッドのダビド・ムニョスは今季の最高位6位に進出。17番グリッドのルカ・ルネッタは今季最高位タイの7位。15番グリッドのステファノ・ネパは8位。10番グリッドのニコラ・カラーロと9番グリッドのグイド・ピニは自己最高位の9位と10位に進出。

ポイントリーダーリタイア

3番グリッドのホセ・アントニオ・ルエダは、トップグループ走行中のラストラップが始まる直前に技術的問題が発生してリタイア。

6番グリッドのアルバロ・カルペは、公式予選2で他車の転倒を引き起こした無責任な行為からダブルロングラップペナルティが科せられ、6番手から21番手まで後退したが11位まで挽回。7番グリッドのアドリアン・フェルナンデェスは、プラクティスで他車と接触して転倒を引き起こした無責任な行為からロングラップペナルティが科せられたが、リアタイヤの問題が発生してリタイア。

8番グリッドのダビド・アルマンサは、5番手走行中の9ラップ目16コーナーで転倒。13番グリッドのデニス・フォッジャは、トップ走行中に他車との接触が原因で4ラップ目の6コーナーで転倒。

チャンピオンシップ

総合2位アンヘル・ピケラスは25ポイントを加算。ポイントリーダーに浮上すれば、ポイントリーダーのホセ・アントニオ・ルエダは1ポイント差の総合2位に後退。総合6位ジョエル・ケルソは26ポイント差の総合3位に浮上。総合3位アドリアン・フェルナンデェスは27ポイント差の総合4位に後退。

総合10位古里太陽は29ポイント差の総合6位、総合17位山中琉聖は44ポイント差の総合11位に浮上した。

RESULTS

 

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