数字から見るチャンピオンの実績

2001年以来23年ぶりにサテライトチームからタイトル獲得に成功したホルヘ・マルティンの輝かしい記録

プリマ・プラマック・レーシングホルヘ・マルティンは、プレミアクラス4年目、フル参戦10年目となった全20戦の2024年シーズンで第2戦ポルトガルGP、第7戦フランスGP、第15戦インドネシアGPの優勝を含め16度の表彰台を獲得。ショートレースのティソ・スプリントで7勝を含む16度の表彰台を獲得したことから、プレミアクラスで初めて、キャリアで2度目のタイトル奪取に成功した。


インディペンデントライダー

ドゥカティ・コルセと直接契約を結び、サテライトチームのプリマ・プラマック・レーシングからインディペンデントライダーとして参戦。第18戦タイGPで2年連続してインディペンデントライダー部門を連覇すると、最終戦ソリダリティGPでライダー部門を初めて制覇。

インディペンデントチーム/サテライトチームからのチャンピオン誕生は、バレンティーノ・ロッシがプレミアクラスで初タイトルを獲得した2001年以来23年ぶり。『MotoGP™』時代では初めて。

『Moto3™』から『MotoGP™』へ

軽量級とプレミアクラスの両クラスでタイトルを獲得したのは、ジョアン・ミル(2017/2020)に続き2人目。2007年に始まり、2014年にタイトルを獲得したレッドブル・ルーキーズ・カップの出身者としては、初めてプレミアクラスでチャンピオンに輝く。

ドゥカティライダー

プレミアクラス参戦5年目の2007年にケーシー・ストーナーと共に初めてタイトルを獲得。15年後の2022年にフランチェスコ・バグナイアと共にタイトル奪回し、翌年には連覇に成功。参戦22年目の2024年には起用4年目のホルヘ・マルティンが王冠を戴く。

優勝数よりも一貫性

フランチェスコ・バグナイアの年間優勝数11勝に対して3勝。チャンピオンが優勝数で総合2位を下回ったのは、2006年のニッキー・ヘイデン(2勝/バレンティーノ・ロッシ5勝)、2012年のホルヘ・ロレンソ(6勝/ダニエル・ペドロサ7勝)、2013年のマルク・マルケス(6勝/ホルヘ・ロレンソ8勝)の4回。2017年はマルク・マルケスとアンドレア・ドビツィオーソが6勝で並び、安定して上位に進出することがタイトルを獲得する上で重要であると証明。

表彰台獲得数

ドゥカティの表彰台獲得ランキングで、1位フランチェスコ・バグナイアの51回(106戦)、2位アンドレア・ドビツィオーソの40回(141戦)に次ぐ3位31回(74戦)。

ドゥカティの年間表彰台獲得数ではフランチェスコ・バグナイアともに16回を記録。

最年長王者

プレミアクラスで30人目、スペイン人としてアレックス・クリビーレ、ホルヘ・ロレンソ、マルク・マルケス、ジョアン・ミルに続き5人目のチャンピオンに輝き、『500cc』から『MotoGP™』に移行した2002年以降、26歳と294日のタイトル獲得は史上最年長。

オフィシャルニュースレター
定期的にメールで配信される動画を含めたコンテンツの受信を希望する場合、オフィシャルウェブにユーザー登録