『Red Bull Rookies Cup』~アジア・タレント・カップ出身者が連続2位

2022年にイデミツ・アジア・タレント・カップでタイトルを獲得したマレーシア出身のハキム・ダニッシュがポイントリーダーに飛び出し、2024年王者三谷然がレース1で7位

チャンピオンシップの商業権を所有するドルナスポーツが世界展開する『Road to MotoGP™』のプログラムの1つであり、KTMレッドブルの協力を得て開催する『Red Bull MotoGP™ Rookies Cup(レッドブル・ルーキーズ・カップ)』は、週末にヘレス・サーキット-アンヘル・ニエトで『MotoGP™』第5戦スペインGPの併催として、開幕戦ヘレス大会を開催。

Round 1 Jerez, Red Bull MotoGP™ Rookies Cup
Round 1 Jerez, Red Bull MotoGP™ Rookies Cup

レース1

ポールポジションのハキム・ダニッシュ(マレーシア)と2番グリッドのブリアン・ウリアルテ(スペイン)がフィニッシュラインまで優勝争いを展開。昨シーズン最終戦までタイトル争いを繰り広げ、総合2位を獲得したブリアン・ウリアルテが地元ファンの前でシーズンのオープニングレースを制し、ハキム・ダニッシュは僅少0.037秒差の2位。15番グリッドのヴェータ・プラタマ(インドネシア)は3.337秒差の3位表彰台を獲得。

レース2

レース1で4位に進出した9番グリッドのカーター・トンプソン(オーストラリア)は他車との接触が原因でロングラップペナルティが科せられたが、グループ争いに競り勝って、参戦3戦目の緒戦で初優勝。ハキム・ダニッシュは0.031秒差の2位。7番グリッドのクリスチャン・ダニエル(アメリカ)は0.294秒差の3位。

24番グリッドの三谷然(みたにぜん)は、デビューレースとなったレース1で4位争いのグループでバトルを繰り広げて6.562秒差の7位に進出。レース2は後方からトップグループを追走し、優勝表彰台争いに加わったが最終ラップに転倒。

チャンピオンシップ

参戦3年目のハキム・ダニッシュが開幕戦で連続2位を獲得。マレーシア史上初となるポイントリーダーに飛び出し、カーター・トンプソンは2ポイント差の総合2位、ブリアン・ウリアルテは15ポイント差の総合3位。三谷然は9ポイントを稼いで総合11位に位置。

Round 1 Jerez, Red Bull MotoGP™ Rookies Cup
Round 1 Jerez, Red Bull MotoGP™ Rookies Cup

次戦フランス大会

2週間後の5月9日から11日に『MotoGP™』第6戦フランスGPの併催として、ルマンのブガッティ・サーキット第2戦フランス大会を開催。

 

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