ホセ・アントニオ・ルエダが地元で独走優勝

総合2位からポイントリーダーに再浮上すれば、アンヘル・ピケラス2位、日本勢の山中琉聖と古里太陽がトップ6入り

第5戦スペインGP決勝レース(周回数19ラップ)は、4月27日現地時間11時00分からヘレス・サーキット-アンヘル・ニエトで行われ、ポールポジションのホセ・アントニオ・ルエダがフロントにミディアムタイヤ、リアにソフトタイヤを選択してホールショットを決めてレースをリード。週末に掴んだライバルたちを圧倒するペースで周回を重ね、11ラップ目と12ラップ目にはファステストラップを連発して後続を引き離し、開幕戦タイGP、第3戦アメリカズGPに続き、今季3勝目。ポイントリーダーの座を奪回した。

気温19度、路面温度28度のドライコンディションの中、3番グリッドのアンヘル・ピケラスはフロント、リア共にソフトタイヤを装着。最後まで2位争いを繰り広げ、4.334秒差の2位でチェッカーフラッグを受けて、第4戦カタールGPから2戦連続3度目の表彰台を獲得。

2番グリッドのジョエル・ケルソはフロントにソフトタイヤ、リアにミディアムタイヤを履いて4.486秒差の3位に入り、第3戦アメリカズGPから3戦連続の表彰台を獲得。6番グリッドのアドリアン・フェルナンデェスは最終ラップの最終コーナーでポジションを1つ上げて4位。

日本勢トップ6入り

5番グリッドの山中琉聖はフロントにミディアムタイヤ、リアにミディアムタイヤを装着して5人の4位争いを展開し6.409秒差の5位。8番グリッドの古里太陽はフロント、リア共にソフトタイヤを履いて6.494秒差の6位。

11番グリッドのグイド・ピニは新人勢の最高位、自己最高位となる7位。4番グリッドのアルバロ・カルペは8位。7番グリッドのヤコブ・ルールストーンと9番グリッドのバレンティン・ペローネは、公式予選で他車の走行を妨害したことからロングラップペナルティが科せられたが9位と10位に進出。

19番グリッドのタットチャコーン・ブーシュリは、昨年11月の第19戦マレーシアGP以来となるポイント圏内、自己最高位タイの15位でゴール。

公式予選2で3番手に進出したダビド・ムニョスは、公式予選で他車の走行を妨害したことからグリッドを最後尾に降格するペナルティが科せられて26番グリッドからスタートしたが、1ラップ目の6コーナーで14番グリッドのルケ・モードレー、20番グリッドのダビド・アルマンサと共に転倒。

チャンピオンシップ

総合2位ホセ・アントニオ・ルエダは15ポイントを加算。ポイントリーダーに返り咲けば、ポイントリーダーのアンヘル・ピケラスは4ポイント差の総合2位に後退。総合3位ジョエル・ケルソは34ポイント差の総合3位を維持。総合6位古里太陽は総合5位、総合11位山中琉聖は総合8位に浮上した。

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