第5戦スペインGPの公式予選は、4月26日現地時間10時55分からヘレス・サーキット-アンヘル・ニエトで行われ、2日目最初のセッション、フリープラクティス2で3番手に進出したプラクティス5番手のファビオ・クアルタラロが7ラップ目に初日午後のプラクティスで樹立したオールタイムラップレコード(1分35秒991)を0.381秒更新する1分35秒610のトップタイムをマーク。
プレミアクラスに昇格した2019年に4戦目で初めてポールポジションを獲得した当地で、2022年3月の第2戦インドネシアGP以来63戦ぶりとなる17度目、キャリア通算20度目のポールポジションを奪取。2022年6月の第11戦TTアッセン以来54戦ぶりとなる1列目に進出した。
63 Grands Prix later, Fabio Quartararo is back on pole! 😈#SpanishGP 🇪🇸 pic.twitter.com/nnE2tEybRZ
— MotoGP™🏁 (@MotoGP) April 26, 2025
マルク・マルケス2番手
気温19度、路面温度が33度のドライコンディションの中、プラクティスで4番手だったマルク・マルケスはフリープラクティス2で今季16度目の1番時計を刻んだ後、0.033秒差の2番手に入り、開幕戦タイGPから5戦連続のポールポジションを逃したが、5戦連続の1列目を確保して年間の予選最速者を決定する『BMW M Award』のランク1位を堅守。ドゥカティがポールポジションを逃したのは、昨年10月の第16戦日本GP以来。
プラクティスで2番手に進出したフランチェスコ・バグナイアは、フリープラクティス2の10ラップ目7コーナーで今季3度目の転倒を喫して4番手に後退したが、0.145秒差の3番手に入り、開幕戦以来今季2度目の1列目を獲得。
初日午後のプラクティスでオールタイムラップレコードを更新して1番手に進出したアレックス・マルケスは0.148秒差の4番手。0.003秒差で開幕戦から5戦連続の1列目を逃せば、プラクティスで3番手だったフランコ・モルビデリはフリープラクティス2の2ラップ目4コーナーで今季2度目の転倒を喫したが5番手に入り、3戦連続4度目の1列目に進出。
プラクティス6番手のフェルミン・アルデグエは7番手。前戦カタールGPの8番手を上回り、予選最高位に進出すれば、プラクティス9番手のファビオ・ディ・ジャンアントニオは8番手。
2戦連続予選6番手
プラクティスで14番手だったマーベリック・ビニャーレスはフリープラクティス2で2番手、公式予選1で1番手だった後、公式予選2は0.242秒差の6番手。前戦に続き、2戦連続の6番グリッドを確保すれば、プラクティス8番手のペドロ・アコスタはフリープラクティス2の10ラップ目13コーナーで今季4度目の転倒を喫して、公式予選2は12番手。
ホンダ2台が公式予選2に出走
プラクティス10番手のジョアン・ミルは0.551秒差の9番手。プラクティス7番手のヨハン・ザルコは0.597秒差の10番手。
プラクティス12番手のマルコ・ベツェッキは公式予選1を2番手で通過した後、3戦ぶりの公式予選2は0.607秒差の11番手。
公式予選
プラクティス11番手のブラッド・ビンダーは0.300秒差の3番手。0.133秒差で公式予選2への進出を逃せば、プラクティス13番手のジャック・ミラーは4番手。
プラクティス17番手の小椋藍はフリープラクティス2で17番手、公式予選1は0.416秒差の5番手。プラクティス16番手のラウール・フェルナンデェスは7番手。
プラクティス21番手のアレイシ・エスパルガロは9番手。プラクティス20番手のアウグスト・フェルナンデェスは10番手。プラクティス22番手のロレンソォ・サバドーリは9コーナーで今季初転倒を喫して12番手。
プラクティス15番手のアレックス・リンスはフリープラクティス2の6ラップ目と8ラップ目に6コーナーで連続転倒を喫した後、公式予選1はティソ・スプリントを視野に入れて1度トラックに戻り、2ラップを周回して13番手だった。
ティソ・スプリント
4月26日のショートレース、ティソ・スプリント(周回数12ラップ)は現地時間15時00分(22時00分)スタート。
RESULTS