第4戦カタールGPのプラクティスは、4月11日現地時間18時05分からルサイル・インターナショナル・サーキットで行われ、2週間前の第3戦アメリカズGPでタイヤ選択を誤って22位だった総合3位マヌエル・ゴンザレスが週末最初のセッション、フリープラクティス1で今季7度目の1番時計、今季3度目の1番手発進を決めた後、18ラップを周回して17ラップ目に週末2度目のトップタイムをマークした。
気温27度、路面温度34度のドライコンディションの中、前戦で開幕戦から3戦連続のトップ4入りを果たした総合2位アロン・カネトはフリープラクティス1で2番手、プラクティスで0.022秒差の2番手を維持。
ダニエル・オルガドが新人勢最高位
総合8位ダニエル・オルガドは8番手発進した後、0.063秒差の3番手。今季のベストセッションとなれば、総合20位デニス・オンジュ、総合13位アルベルト・アレナス、総合22位ゾンタ・ファン・デン・グールベルク、総合7位バーリー・バルトゥス、総合6位マルコス・ラミレスが続き、総合24位ダビド・アロンソは9番手。
ポイントリーダー転倒
前戦で2戦連続の優勝を果たしたポイントリーダーのジェイク・ディクソンは、フリープラクティス1で4番手、プラクティスは15ラップ目の15コーナーで今季初転倒を喫して10番手に後退。
The #Moto2 standings leader @jakedixonracing crashes out too but gets up 👍#QatarGP 🇶🇦 pic.twitter.com/2nFrrLz21C
— MotoGP™🏁 (@MotoGP) April 11, 2025
前戦で今季初表彰台を獲得した総合4位アロンソ・ロペスは11番手。前戦で自己最高位の9位に進出した総合17位マリオ・アジは13番手。総合9位セナ・アギウスは17番手。前戦で2位を獲得した総合5位トニー・アルボリーノは25番手。総合10位チェレスティーノ・ヴィエッティは26番手。
佐々木歩夢はフリープラクティス1で20番手、プラクティスは他車との接触が原因で9ラップ目の4コーナーで今季2度目の転倒を喫して1.188秒差の23番手。國井勇輝はフリープラクティス1で26番手、プラクティスは13ラップを周回して1.563秒差の27番手。
負傷からの復帰
2月18日から20日にヘレス・サーキット-アンヘル・ニエトで開催されたオフィシャルテストの最終日に転倒を喫して右手を骨折したセルジオ・ガルシアは、第2戦アルゼンチンGP後に2度目の手術を受けたことからメディカルチェックを受け、出走の許可を得たことから今季初参戦。走行を開始して28番手。開幕戦タイGPから3戦連続して代役を務めたオスカル・グティエーレは、4月11日から3日間、バルセロナ-カタルーニャ・サーキットで開催される『FIM MotoE™ World Championship(MotoE™世界選手権)』のテストに参加。
前戦の公式予選1で転倒した際に右手の第3中手骨と第4中手骨を骨折したダーリン・ビンダーは、手術を受けたことからメディカルチェックを受け、出走の許可を得て走行を開始すると14番手に進出して、公式予選2への直接進出を確保した。
公式予選
決勝レースのグリッドを決定する公式予選1は4月12日18時45分(24時45分)、公式予選2は19時10分(01時10分)開始。
RESULTS