チャンピオンシップの商業権を所有するドルナスポーツは、4月2日にフランスGPのプロモーターであるPHAとの間で、2027年から2031年まで5年間、ルマンのブガッティ・サーキットで『MotoGP™』を開催することに関して合意したと発表。
1969年にルマンでグランプリを初開催。2017年から毎年週末の3日間で20万以上の観客が集まり、2023年から2年連続して年間の最多観客動員数を数え、2024年にはチャンピオンシップ史上最多となる29万7471人を記録。
2018年5月に2014年に締結した2021年までの開催契約を2026年まで延長することで合意したが、今回の契約更新により、地球上で最もエキサイティングなスポーツは、2031年まで開催が確定した。
クロード・ミシー(PHA代表)
「数十年も前に常に私を信頼してくれているカルメロ・エスペレータに出会えたことは光栄です。私は彼をとても尊敬し、『MotoGP™』を進化させ、この素晴らしいショーに変化を加えてくれたことに深く感謝しています。我々のプロモーター契約は2026年に満了となりますが、2031年までの延長を発表できることを嬉しく、光栄に、そして誇りに思います。」
カルメロ・エスペレータ(ドルナスポーツ最高経営責任者)
「フランスは既にモータースポーツにおいて素晴らしい伝統を持っておりが、フランスGPがさらに貢献すると同時に、イベント、地域、そしてスポーツそのものに新たな大勢のファンを惹きつけたことを誇りに思います。 我々はフランス最大のスポーツイベントであり、スタンドは観客の増加と多様性を反映しており、スポーツが飛躍的に成長し続ける中で、我々が世界中で見たいものを正確に示しています。フランスは非常に重要な市場であり、PHAのクロード・ミシーとの協力は、我々にとって、これ以上望むものはありません。」
2030年&2031年までの開催
ドルナスポーツは、2024年6月にオーストリアGPの開催地であるレッドブルリンク-シュピールベルクとの間で2025年までの開催期間を2030年まで延長することで合意。2024年5月にTTアッセンの開催地であるTTサーキット・アッセンとの間で2026年までの開催期間を2031年まで延長することで合意。
今年2月にカタルーニャ州政府、3月にはバレンシア州政府との間で2031年までローテーションなしにバルセロナ-カタルーニャ・サーキットとサーキット・リカルド・トルモで開催することで契約を更新していた。