第3戦アメリカズGPの決勝レース(周回数14ラップ)は、3月30日現地時間11時00分からサーキット・オブ・ジ・アメリカズで行われ、4番グリッドのホセ・アントニオ・ルエダが2ラップ目1番手に立ち、4ラップ目にアドバンテージを1.5秒差、6ラップ目には2.0秒差に拡大。1年前に急性虫垂炎が原因で緊急手術を受けたことから決勝レースを欠場したグランプリで開幕戦タイGPに続き今季2勝目、3戦連続の表彰台を獲得した。
🏁 #Moto3 RACE 🏁@ruedajr99 takes a dominant win at the Horsepower Rodeo! 🤠🏆#AmericasGP 🇺🇸 pic.twitter.com/JzOsLgZ1er
— MotoGP™🏁 (@MotoGP) March 30, 2025
ダブルポディウム
気温23度、路面温度27度のドライコンディションの中、3番グリッドのジョエル・ケルソは1ラップ目5番手に後退したが、4ラップ目に3人を抜いて2番手に浮上し、自己最高位となる2.399秒差の2位。2023年10月の第16戦オーストラリアGP以来となる2度目のトップ3入りを果たせば、10番グリッドのマッテオ・ベルテッレは4.200秒差の3位に入り、参戦54戦目で初表彰台を奪取。レベルアップ-MTAがダブルポディウムを獲得した。
デビュー戦5位
11番グリッドのアンヘル・ピケラスは3人による4位争いに競り勝ち、2番グリッドのマキシモ・キレスはデビューレースでホールショットを決めて1ラップ目をリードした後、レッドブル・ルーキーズ・カップ時代のライバルたちと4位争いを繰り広げて5位。7番グリッドのアルバロ・カルペは6位。5番グリッドのデニス・フォッジャは7位。16番グリッドのアドリアン・クルセスは負傷代役ながら自己最高位の8位。
17番グリッドの古里太陽は2ラップ目14番手、4ラップ目11番手、5ラップ目9番手に浮上して22.251秒差の9位。2戦連続の1桁台に進出すれば、15番グリッドのコーマック・ブキャナンは10位。
9番グリッドのアドリアン・フェルナンデェスはエンジンがかからず、サイティングラップをキャンセルしたことから最後尾からスタートしたが、ジャンプスタートによりダブルロングラップペナルティが科せられた後、12位まで挽回。
21番グリッドのバレンティン・ペローネは10ラップ目の6コーナーで転倒した際に直ぐ後ろに位置していた19番グリッドの山中琉聖に激突。山中は最後まで走って19位。
ポールポジションのダビド・ムニョスは2番手走行中の4ラップ目1コーナーで転倒。6番グリッドのルカ・ルネッタは7番手走行中の5ラップ目に転倒。
公式予選1で今季4度目の転倒したタットチャコーン・ブーシュリは、膝を負傷したことから欠場した。
チャンピオンシップ
ポイントリーダーのホセ・アントニオ・ルエダは25ポイントを加算。総合3位アンヘル・ピケラスは12ポイント差から24ポイント差の総合2位に浮上すれば、総合2位アドリアン・フェルナンデェスは5ポイント差から26ポイント差の総合3位に後退。
総合10位古里太陽は7ポイントを加算したが、ポイントリーダーとのギャップが30ポイント差から48ポイント差に拡大。総合14位山中琉聖は総合17位に後退した。
RESULTS