チャンピオンシップの商業権を所有するドルナスポーツは『Road to MotoGP™』のプログラムとして、国際モーターサイクリズム連盟と共に世界中の子供たちにレースの機会を提供するため、2021年から開催する『FIM MiniGP World Series(ミニGPワールドシリーズ)』のワールドシリーズファイナルを11月12日から14日にモーターランド・アラゴンのカートサーキットで開催。
160cc
レース1とレース2でポールポジションから6.3秒差と4.6秒差で2位以下を引き離した国立和玖(くにたてわく)が連続優勝。周回数が8ラップから10ラップ、ポイントが2倍となるスーパーファイナルレースは0.671秒差の4位に入り、日本人ライダーのチャンピオンが誕生。
今季の日本大会でタイトルを獲得した知識隼和(ちしきはやと)は2番グリッドから3位、5位、8位に入り総合6位。総合2位はダニエル・プトルティ(イタリア)、総合3位はディエゴ・ゴンザレス(ベネズエラ)。
190cc
レース1とレース2でポールポジションからスタートしたロレンソォ・フィーノ(イタリア)が連続優勝を飾ったが、周回数が5ラップから11ラップとなったスーパーファイナルレースで6位。レース1で4位、レース2で3位だった4番グリッドのアルバロ・ルーカス(スペイン)が最後のレースで優勝を挙げ、逆転でタイトルを獲得。総合3位はロビン・ジーゲルト(ドイツ)。
『160cc』と『190cc』に参戦した74人のヤングライダーたちは、ドルナスポーツの招待を受けてバルセロナ-カタルーニャ・サーキットに移動。『MotoGP™』最終戦ソリダリティGPを観戦した。