国際モーターサイクリズム連盟とドルナスポーツは、１１月１日に１１月１５日から１７日にスペインのサーキット・リカルド・トルモで開催を予定していた最終戦バレンシアＧＰを中止すると発表。代替案を検討し、新たな開催地と日程は決定次第発表する。
『MotoGP™』声明
『MotoGP™』は、スペインを襲った壊滅的な洪水により、被害を受けたバレンシアのコミュニティと共にあり、亡くなられた方のご冥福をお祈り申し上げ、犠牲者の人々に思いを寄せることを表明。
『MotoGP™』はバレンシアのコミュニティにどのような支援ができるか、どのように進めるべきかを最善に判断するため、地元当局やサーキット・リカルド・トルモと連絡を取り合い、レースを開催する全ての地域に対して、スポーツやイベントをはるかに超えた責任を負っており、バレンシアで延期された日程がもたらす潜在的なプラスの影響と『MotoGP™』の存在によって復興活動からいかなる資源も流用されないように慎重に検討した結果、地元当局と共に２０２４年のバレンシアＧＰを中止さぜるを得なくなり、バレンシアでレースを開催する代わりに、バレンシアのためにレースを開催することを決め、コミュニティに最も貢献できる形で、ポジティブな影響が地域に確実につながるように、既に設置されている救援基金を支援するために総力を尽くし、新たな開催地と日程は決定次第発表する。
サーキット・リカルド・トルモ声明
『MotoGP™』のカレンダーを締め括る予定だった最終戦バレンシアＧＰは、バレンシア州で起こった悲劇のために中止する。
ロジスティクスの観点からは、イベント開催は現実的だが、地域の状況から開催は勧められず、観戦券を購入したファンは、来年の観客席を維持する機会が得られ、また希望する場合には返金のリクエストが可能であり、１１月１１日にオフィシャルウェブサイトを通じて、観戦券の払い戻しに必要な手続きを通知する。