『Road to MotoGP™』のプログラム『Red Bull MotoGP™ Rookies Cup(レッドブル・ルーキーズ・カップ)』は、週末に『MotoGP™』第12戦アラゴンGPの併催として、モーターランド・アラゴンで第6戦アラゴン大会を開催。ポイントリーダーのアルバロ・カルペ(スペイン)がレース1で優勝、レース2で16位。タイトル争いは、最終戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニ大会に持ち越された。
レース1
気温31度、路面温度47度のドライコンディションの中、4ラップ目の8コーナーで多重クラッシュが発生したことから赤旗中となり、5ラップのリスタートが行われ、3人による優勝争いの末、フォトフィニッシュの結果、ポールポジションのアルバロ・カルペが3レース連続の4勝目。
6番グリッドのバレンティン・ペローネ(アルゼンチン)は0.026秒差の2位。今季4度目の表彰台を獲得すれば、2番グリッドのブリアン・ウリアルテ(スペイン)は0.078秒差の3位に入り、今季6度目の表彰台。
レース2
レース周回数が13ラップから10ラップに縮小されたウェットコンディションの中、5番グリッドのハキム・ダニッシュ(マレーシア)が1ラップ目トップに飛び出し、レースをリードして初優勝。
2番グリッドのブリアン・ウリアルテは6.567秒差の2位。11番グリッドのリコ・サルメラ(フィンランド)はステップ・バイ・ステップでポジションを上げて6.701秒差の3位に入り、今季4度目の表彰台。
ポールポジションのアルバロ・カルペは48.033秒差の16位。6番グリッドのバレンティン・ペローネは3番手走行中に転倒した後、最後まで走って24位。
チャンピオンシップ
ポイントリーダーのアルバロ・カルペは25ポイントを加算。総合2位ブリアン・ウリアルテは連続表彰台獲得で24ポイント差から13ポイント差に接近。
総合3位マキシモ・キレス(スペイン)は31ポイント差から49ポイント差の4位に後退すれば、総合4位バレンティン・ペローネは36ポイント差から41ポイント差の3位に浮上。総合5位リコ・サルメラは66ポイント差から64ポイント差となったため、タイトル獲得の可能性を失った。
シーズン最終戦
次戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニ大会は『MotoGP™』の第13戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPの併催として、9月6日から8日にミサノ・ワールド・サーキット-マルコ・シモンチェリで開催。