『MotoE™』~マッティア・カサデイがポイントリーダーの座を堅守

ケビン・ザンノーニ、オスカル・グティエレス、エクトル・ガルソが11ポイント差に接近

FIM Enel MotoE™ World Championship(MotoE™世界選手権)』の後半戦緒戦、第5戦オランダ大会のレース1とレース2(ともに周回数7ラップ)は29日、TT・サーキット・アッセンで行われ、エクトル・ガルソアレッサンドロ・ザッコーネが優勝を挙げた。

レース1

気温24度、路面温度44度のドライコンディションの中、2番グリッドのエクトル・ガルソは優勝争いに僅少さで競り勝ち、昨年6月の第3戦ドイツ大会レース2以来今季初優勝。11番グリッドのオスカル・グティエレスは0.425秒差の2位。今季5度目の表彰台を獲得すれば、4番グリッドのジョルディ・トーレスは1.101秒差の3位に入り、今季初の表彰台を獲得。

ポールポジションのアレッサンドロ・ザッコーネは0.122秒差の2位でフィニッシュしたが、タイヤプレッシャーの違反により、失格となった。

レース1フルセッション:

レース2

気温24度、路面温度49度のドライコンディションの中、ポールポジションのアレッサンドロ・ザッコーネは3ラップ目にファステストラップを叩き出して、ライバルたちを一気に引き離してキャリア初優勝。

11番グリッドのオスカル・グティエレスはグループ争いに競り勝って1.909秒差の2位。2番グリッドのエクトル・ガルソは2.113秒差の3位表彰台。

レース1で他車との接触が原因で転倒した9番グリッドのマッティア・カサデイは8位。レース1で他車との接触が原因で転倒した3番グリッドのケビン・ザンノーニは6位でゴールしたが、最終ラップにトラックリミットを越えたことからポジションを1つ降格するペナルティが科せられて7位。

レース1で8番手走行中の6ラップ目に転倒を喫した5番グリッドのニコラス・スピネッリは、6番手走行中の1ラップ目7コーナーで転倒。

レース2フルセッション:

チャンピオンシップ

ポイントリーダーのマッティア・カサデイは8ポイントを加算。総合2位ケビン・ザンノーニは6ポイント差から3ポイント差に接近すれば、総合3位オスカル・グティエレスは36ポイントを稼ぎ、35ポイント差から7ポイント差、総合5位エクトル・ガルソは41ポイントを稼ぎ、44ポイント差から11ポイント差に接近した。

シーズン6戦目

次戦の第6戦ドイツ大会は、1週間後の7月5日と6日にザクセンリンクで開催。

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