『FIM JuniorGP™ World Championship(ジュニアGP™世界選手権)』は、週末にバルセロナ-カタルーニャ・サーキットでシーズン3戦目、第3戦バルセロナ大会を開催。『FIM JuniorGP™ World Championship(ジュニアGP™世界選手権)』と『Moto2™ European Championship(Moto2™欧州選手権)』は各2レース、『Stock European Championship(ストック欧州選手権)』と『European Talent Cup(ヨーロピアン・タレント・カップ)』は各1レースが行われた。
ジュニアGP™世界選手権
8人がコンマ7秒差、14人が1.8秒差の接近したレース1は、開幕戦ミサノ大会でダブルウィンを達成した8番グリッドのヘスス・リオス(スペイン)が今季3勝目を挙げ、9番グリッドのマルコス・ウリアルテ(スペイン)は0.137秒差の2位。今季3度目の表彰台を獲得すれば、ポールポジションのアドリアン・クルセス(スペイン)は0.170秒差の3位に入り、今季2度目の表彰台。
6人が優勝争いを繰り広げたレース2は、レース1で9位だった12番グリッドのアルバロ・カルペ(スペイン)が参戦2戦目の3戦目で初優勝を挙げ、アレッサンドロ・モロシ(イタリア)は0.025秒差の2位。マルコス・ウリアルテは0.048秒差の3位を獲得。
日本勢は小田喜阿門(おだきあもん)が23位と14位。レース2で今季2度目のポイント圏内に進出すれば、内海孝太郎(うちうみこうたろう)は17位とリタイア。上江洲葵要(うえずあおい)は30位と23位。
チャンピオンシップは、参戦4年目のマルコス・ウリアルテが総合2位から初めてポイントリーダーに浮上。レース2で転倒を喫したヘスス・リオスは7ポイント差の総合2位に後退。総合3位アレッサンドロ・モロシは11ポイント差。総合4位アドリアン・クルセスは16ポイント差。小田喜阿門は総合23位。
Moto2™欧州選手権
第5戦フランスGPで『Moto2™』にデビューを果たしたダニエル・ムニョス(スペイン)は、5番グリッドからレース1で初優勝、レース2で連続優勝を達成。第5戦フランスGPで負傷代役を務めたホルヘ・ナバーロ(スペイン)はポールポジションから1.932秒差と1.966秒差の連続2位。
レース1でロベルト・ガルシア(スペイン)、レース2でウナイ・オラドレ(スペイン)が3位表彰台。8番グリッドの鳥羽海渡は連続リタイア。16番グリッドの羽田太河は6位と7位。19番グリッドのロレンソォ・フェロン(フランス)は連続12位。
チャンピオンシップは、マッティア・カサデイ(イタリア)が5位と4位に進出してポイントリーダーの座を維持。総合2位ロベルト・ガルシアはレース2のリタイアを影響して、3ポイント差から11ポイント差に拡大。
ホルヘ・ナバーロは総合6位から14ポイント差の3位に浮上すれば、羽田太河は総合6位、鳥羽海渡は総合20位。
ヨーロピアン・タレント・カップ
ポールポジションのマルコ・モレリ(アルゼンチン)は1ラップ目から徐々に後続を引き離して今季2勝目を挙げ、総合2位からポイントリーダーに返り咲けば、前戦で2連勝した25番グリッドのカルロス・カノ(スペイン)はリタイアを喫して、20ポイント差の総合2位に後退。7番グリッドの池上聖竜(いけがみせいりゅう)は3.083秒差の4位に入り、総合11位から8位に浮上した。
ポルティマオ大会
次戦は5週間後の6月21日から23日にアウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルヴェ、通称ポルティマオ・サーキットでシーズン4戦目が開催。
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