『JuniorGP™』~ヘスス・リオスがデビューウイン

羽田太河、小田喜阿門、内海孝太郎、上江洲葵要、池上聖竜がミサノでシーズンデビュー

FIM JuniorGP™ World Championship(ジュニアGP™世界選手権)』は、週末にミサノ・ワールド・サーキット-マルコ・シモンチェリで2024年シーズンが開幕。開幕戦ミサノ大会は、『FIM JuniorGP™ World Championship(ジュニアGP™世界選手権)』と『European Talent Cup(ヨーロピアン・タレント・カップ)』が各2レース、『Moto2™ European Championship(Moto2™欧州選手権)』と『Stock European Championship(ストック欧州選手権)』が各1レースが実施された。

ジュニアGP™世界選手権

2年目の『ヨーロピアン・タレント・カップ』で総合6位に進出したヘスス・リオスがデビューレースでポールポジションからフォトフィニッシュの末に初優勝を挙げ、2レース目は最終ラップの最終コーナーを制して2連勝。16歳のスペイン人ライダーが鮮烈なデビューを飾った。

『イデミツ・アジア・タレント・カップ』から昇格した小田喜阿門(おだきあもん)は29番グリッドからレース1でリタイアを強いられたが、レース2は14位。デビュー戦でポイント圏内に進出すれば、『イデミツ・アジア・タレント・カップ』の開幕戦カタール大会で優勝と2位を獲得したポイントリーダー、三谷然(みたにぜん)がワイルドカードとしてデビューすると、24番グリッドから17位と18位で完走。

レギュラー参戦の内海孝太郎(うちうみこうたろう)は32番グリッドから21位と23位。上江洲葵要(うえずあおい)は25番グリッドから23位と24位。

Moto2™欧州選手権

『Moto3™』から転向してきた参戦1年目に総合3位を獲得したアルベルト・スーラ(イタリア)が地元でポールポジションから初優勝。『MotoE™世界選手権』王者マッティア・カサデイ(イタリア)はレギュラーライダーとしてのデビュー戦で3番グリッドから4位に進出すれば、『スーパーストック欧州選手権』王者ダニエル・ムニョス(スペイン)は8番グリッドから7位。

2021年以来3度目のレギュラー参戦を開始した羽田太河は10番グリッドから9位。『Moto3™』から転向してきたロレンソォ・フェロン(フランス)は13番グリッドから11位。

『スーパースポーツ世界選手権』と合わせてダブル参戦するホルヘ・ナバーロ(スペイン)と鳥羽海渡は、開催日程が重なったことから開幕戦を欠場。

ヨーロピアン・タレント・カップ

レース1は参戦3年目のジュリオ・プリエーゼ(イタリア)、レース2は参戦2年目のマルコ・モレリが初優勝。『イデミツ・アジア・タレント・カップ』と合わせてダブル参戦する池上聖竜(いけがみせいりゅう)は10番グリッドから転倒リタイアと12位。

ストック欧州選手権

2016年に『ジュニアGP™世界選手権』の前身である『Moto3™ジュニア世界選手権』を制し、2019年に『Moto3™』でチャンピオンに輝いたロレンソォ・ダッラ・ポルタ(イタリア)がワイルドカード参戦。4番グリッドから初優勝を挙げた。

シーズン2戦目

第2戦は2週間後の5月5日にポルトガルのアウトードロモ・ド・エストリルで開催。『ジュニアGP™世界選手権』が1レース、『Moto2™欧州選手権』と『ヨーロピアン・タレント・カップ』が2レースを催行する。

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