『Idemitsu Asia Talent Cup(イデミツ・アジア・タレント・カップ)』の開幕戦カタール大会は、3月8日から10日にルサイル・インターナショナル・サーキットで行われ、レース1で三谷然(みたにぜん/16歳)、レース2でキアンドラ・ラマディパ(インドネシア/14歳)が優勝を挙げた。
レース1
ポールポジションの三谷然が独走優勝。6人の2位争いは、2番グリッドの髙平理智(たかひらりいち/15歳)が競り勝って7.018秒差の2位。6番グリッドの池上聖竜(いけがみせいりゅう/15歳)は7.090秒差の3位。日本勢が表彰台を独占すれば、8番グリッドの竹本倫太郎(たけもとりんたろう/16歳)は7.659秒差の7位。
1ラップ目から三谷然とトップ争いを繰り広げていた5番グリッドの荻原羚大(おぎわらりょうた/15歳)は、3週間前に当地で開催されたテストで実施した2度のレースシミュレーションを再現するようにトップを走行していた4ラップ目に転倒した。
レース2
5ラップ目から4人が優勝争いを繰り広げ、レース1で4位に進出した4番グリッドのキアンドラ・ラマディパが競り勝って優勝を挙げれば、三谷然は0.047秒差の2位。髙平理智は0.163秒差の3位。
荻原羚大はトップグループに位置していたが5ラップ目に転倒を喫して16位完走。池上聖竜は、テクニカルトラブルが発生してピットレーンからスタートして17位完走。竹本倫太郎は5位争いのグループで走行中の6ラップ目に転倒した。
チャンピオンシップ
レース1で優勝、レース2で2位に進出した三谷然は45ポイントを獲得してポイントリーダーに飛び出し、4位と1位のキアンドラ・ラマディパは7ポイント差の総合2位、連続3位の髙平理智は9ポイント差の総合3位。池上聖竜は総合7位。竹本倫太郎は総合13位。
インド大会
次戦は28週間後の9月20日から22日に初開催に指名されたブッダ・インターナショナル・サーキットで第2戦インド大会を開催。