チャンピオンシップの商業権を所有するドルナスポーツは4日、イタリア・ロンバルディアに拠点を構える『Dell’Orto(デロルト)』との間で、『FIM Enel MotoE™ World Championship(MotoE™世界選手権)』におけるデーターアクイジションとしてパートナーシップを2026年末まで継続することで合意したと発表。
初開催の2019年から2022年まで成功したパートナーシップは、貴重な経験を積み上げ、信頼できる最先端のパートナーとしての地位を確立。この経験は、デロルトが都市モビリティ用の電動パワートレインの同時開発を推進する原動力にも役立ち、今年3月に合意したパートナーシップの継続は、3年後先まで続くことが決定。
『Moto3™』の開催初年度となった2012年からエクスクルーシブサプライヤーとして、全車両に電子制御を供給するデロルトは、『MotoE™』の開催初年度から『DELLORTO E-POWER』のイニシアチブとして、データロガーシステム、慣性測定ユニット、タイヤモニタリングシステムといったデータを収集管理するキットを供給。
今年初めて電動二輪車を供給したドゥカティのエンジニアとの緊密な連携により、最新のセンサー、シームレスなデータ分析ソフトウェア、回生ブレーキコントロールのイノベーションなど新型電動二輪車の特定のニーズに合わせたコンポーネントを設計。
さらに、タイヤプレッシャーモニタリングシステムを強化し、関係者にリアルタイムでタイヤの情報を提供している。
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