『MotoE™』~ドゥカティ電動二輪車がレースデビュー

元王者ジョルディ・トーレス&初代王者マッテオ・フェラーリ優勝、大久保光好発進

FIM Enel MotoE™ World Championship(MotoE™世界選手権)』のシーズン緒戦、開幕戦フランス大会のレース1とレース2は13日、ルマンのブガッティ・サーキットで行われ、ドゥカティが開発した電動二輪車『V21L』によるチャンピオンシップが始まった。

レース1

3番グリッドのジョルディ・トーレスは、最終ラップの3コーナーで逆転。2021年9月の最終サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニ大会レース2以来となる優勝を挙げれば、2番グリッドのエクトル・ガルソはホールショットを決めて積極的にレースを引っ張って0.092秒差の2位。

4番グリッドのランディ・クルメンナッハは7.539秒差の3位に入り、デビューレースで表彰台を獲得。

レース2

ポールポジションのマッテオ・フェラーリは、レース1で1番手走行中に黄旗が提示された区間で転倒したことからロングラップペナルティが科せられ、1番手を走行中の5ラップ目に消化すると、2.8秒をロスしたことから、3番手に後退したが、最終ラップに逆転。昨年9月の最終戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニ大会レース1以来となる優勝を挙げれば、ジョルディ・トーレスは0.712秒差の2位。エクトル・ガルソは1.693秒差の3位表彰台を獲得。

大久保光

新天地から参戦3年目を迎えた大久保光は、12番グリッドからレース1で9.138秒差の5位。レース2は13.622秒差の10位。

チャンピオンシップ

優勝と2位を獲得したジョルディ・トーレスは45ポイントを稼ぎ、2年ぶりのタイトル奪回に向けて好発進。エクトル・ガルソは9ポイント差。マッテオ・フェラーリは20ポイント差。大久保光は17ポイントを獲得して総合6位に進出。

次戦イタリア大会

4週間後にムジェロ・サーキットで第2戦を開催。6月12日にフリー走行と公式予選『E-Pole』、13日に2度のレースが実施される。

RESULTS

 

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