第2戦アルゼンチンGPの公式予選は1日、テルマス・デ・リオ・オンドで行われ、フリー走行総合11番手のアレックス・マルケスが公式予選1の9ラップ目13コーナーで今季初転倒を喫したが1番手で通過すると、転倒が原因でバイクが炎上したことから、乗り換えを強いられた公式予選2の2度目のランの際に、レインセッティングの2号車にフロント、リア共にウェットタイヤからスリックタイヤに履き替えたことが功を奏してトップタイムをマーク。
プレミアクラス54戦目で初めてポールポジションを奪取。タイトルを獲得した中量級5年目、2019年11月の第18戦マレーシアGP以来となるキャリア通算16度のトップグリッドを獲得した。
スリックタイヤに履き替えて1列目
気温16度、路面温度20度のウェットコンディションの中、フリー走行総合3番手のマルコ・ベツェッキは、2度目のランでスリックタイヤを履いて0.172秒差の2番手。昨年10月の第17戦タイGP以来プレミアクラスで3度目の1列目に進出すれば、フリー走行総合6番手のフランチェスコ・バグナイアもスリックタイヤに履き替えて0.858秒差の3番手に入り、2戦連続の1列目を維持。
ドゥカティ勢が1列目を独占したのは、昨年10月の第17戦タイGP以来。
フリー走行総合5番手のヨハン・ザルコは2.582秒差の6番手。フリー走行総合4番手のルカ・マリーニは2.707秒差の7番手。フリー走行総合7番手のホルヘ・マルティンは2.754秒差の8番手。
フランコ・モルビデリ24戦ぶりの2列目
フリー走行総合9番手のフランコ・モルビデリは、ウェットタイヤで走り続けて2.101秒差の4番手。2021年10月の第16戦エミリア-ロマーニャGP以来24戦ぶりとなる2列目に進出。フリー走行総合14番手のファビオ・クアルタラロは公式予選1で2番手、公式予選2は3.241秒差の10番手。
アレイシ・エスパルガロ9番手
フリー走行総合2番手のマーベリック・ビニャーレスは2.355秒差の5番手。昨年ポールポジションを獲得したフリー走行総合1番手のアレイシ・エスパルガロは2.997秒差の9番手。
ホンダ勢最高位は11番手中上貴晶
フリー走行総合8番手の中上貴晶は、昨年怪我を負う前の第15戦アラゴンGP以来となる公式予選2で4.328秒差の11番手。フリー走行総合10番手のアレックス・リンスは4.813秒差の12番手。
公式予選1
フリー走行総合18番手のラウール・フェルナンデェスは0.103秒差の3番手。フリー走行総合15番手のファビオ・ディ・ジャンアントニオは4番手。
フリー走行総合12番手のブラッド・ビンダーは、8ラップ目の13コーナーで今季初転倒を喫して5番手。フリー走行総合16番手のジャック・ミラーは6番手。フリー走行総合17番手のアウグスト・フェルナンデェスは7番手。フリー走行総合13番手のジョアン・ミルは1.268秒差の最後尾8番手だった。
RESULTS
⏱️ Q1
— MotoGP™???? (@MotoGP) April 1, 2023
???? Last lap crash
???? Bike sets on fire
????️ Scooter back to the pits
⏱️ Q2
???? POLE!
Eventful enough, @alexmarquez73? ????#ArgentinaGP ???????? pic.twitter.com/jztbEKdoCq