『Road to MotoGP™』のプログラムである『Red Bull MotoGP™ Rookies Cup(レッドブル・ルーキーズ・カップ)』は23日、開催17年目となる2023年シーズンの暫定開催日程と暫定エントリーリストを発表。
暫定開催日程
3年連続して全7戦14レースを『MotoGP ™世界選手権』の併催として開催。2021年から3年連続して、ポルティマオ・サーキットことアウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルヴェが開幕戦の舞台に指名され、ルマンのブガッティ・サーキットは開催2年目の2008年以来15年ぶり2度目、TT・サーキット・アッセンは2019年以来4年ぶりの開催となる。
3月15日~16日:プレシーズンテスト(ポルティマオ)
3月25日~25日:開幕戦ポルトガル大会(ポルティマオ)
4月29日~30日:第2戦スペイン大会(ヘレス)
5月13日~14日:第3戦フランス大会(ルマン)
6月10日~11日:第4戦イタリア大会(ムジェロ)
6月24日~25日:第5戦オランダ大会(アッセン)
8月19日~20日:第6戦オーストリア大会(レッドブルリンク)
9月9日~10日:最終戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニ大会(ミサノ)
暫定エントリーリスト
『Road to MotoGP™』のプログラムである『Idemitsu Asia Talent Cup(イデミツ・アジア・タレント・カップ)』から総合2位に進出した江澤伸哉(えざわしんや/16歳)、『Honda British Talent Cup(ホンダ・ブリティッシュ・タレント・カップ)』から総合4位のリス・スチーブンソン(16歳/イギリス)、『Northern Talent Cup(ノーザン・タレント・カップ)』から総合2位のケビン・ハルカシュ(15歳/ハンガリー)、『Hawkers European Talent Cup(ホーカーズ・ヨーロピアン・タレント・カップ)』から総合6位のドド・ボッジオ(15歳/イタリア)が昇格。
9月6日から3日間、イタリアのアウトドローモ・ディ・モデナで実施されたセレクションに参加した113人の中から8人を選出。『イデミツ・アジア・タレント・カップ』でチャンピオンに輝いたハキム・ダニッシュ(15歳/マレーシア)と総合5位のカーター・トンプソン(15歳/オーストラリア)、『ホーカーズ・ヨーロピアン・タレント・カップ』で総合1位を獲得したグイド・ピニ(15歳/イタリア)、総合9位のアルベルト・フェランデス(15歳/スペイン)は選考会で合格。
2022年にレギュラー参戦した26人中、総合2位のマキシモ・キレス(14歳/スペイン)をはじめ、総合4位のアンヘル・ピケラス(16歳/スペイン)、総合7位のリコ・サルメラ(14歳/フィンランド)、総合8位のケーシー・オーゴマン(15歳/アイルランド)、総合11位のマルコス・ルダ(17歳/スペイン)、総合12位のローレンツ・ルチアーノ(18歳/ベルギー)、総合13位のダニエル・シャフリル(19歳/マレーシア)、総合14位のアルビ・アディタマ(17歳/インドネシア)ら14人が継続参戦。来季も計26人がレギュラー参戦を予定。
卒業生
史上初となる『レッドブル・ルーキーズ・カップ』と『ジュニアGP世界選手権』を同時に制して、ダブルチャンピオンに輝いたホセ・アントニオ・ルエダ(17歳/スペイン)と総合2位のコリン・ベイヤー(17歳/オランダ)、総合9位のフィリッポ・ファリオーリ(17歳/イタリア)、2021年王者ダビド・アロンソ(16歳/コロンビア)、2020年総合6位のダビド・サルバドール(19歳/スペイン)が来季『Moto3™』に昇格する。