決勝レース:ペドロ・アコスタが史上最年少の優勝を達成

小椋藍が今季4度目の表彰台を獲得して、ポイントリーダーと獲得ポイント数で並んだ

第8戦イタリアGP決勝レース(周回数:21ラップ)は29日、アウトードロモ・インテルナツィオナーレ・デル・ムジェロで行われ、2番グリッドのペドロ・アコスタが中量級8戦目で初優勝。2011年5月の第4戦フランスGPで初優勝を挙げたマルク・マルケスが樹立した中量級の史上最年少優勝記録(18歳87日)を更新する18歳4日で達成した。

気温21度、路面温度29度のドライコンディションの中、7番グリッドのジョー・ロバーツは4.051秒差の2位に入り、第5戦ポルトガルGP以来今季2度目の表彰台を獲得。

ウォームアップ走行で21番手だった6番グリッドの小椋藍は、6.749秒差の3位に入り、2戦ぶり4度目の表彰台を獲得。日本人ライダーの表彰台は、2001年の原田哲也(優勝)以来。

ウォームアップ走行で1番手に進出した8番グリッドのトニー・アルボリーノは、チームメイトと接触したことからロングラップペナルティが科せられたが、ポジションを維持して、12.312秒差の4位。14番グリッドのアウグスト・フェルナンデェス、9番グリッドのジェイク・ディクソン、18番グリッドのキャメロン・ボビエ、19番グリッドのアロンソ・ロペス、20番グリッドのマルセル・シュロッター、13番グリッドのアルベルト・アレナスがトップ10入り。

ワイルドカードとしてホームグランプリに戻って来た5番グリッドのマッティア・パシーニは15位。30番グリッドのケミン・クボは22位。

ポールポジションのアロン・カネトは、2番手走行中の13ラップ目に今季7度目の転倒。3番グリッドのサム・ロウズは、チームメイトのトニー・アルボリーノと4位争いを展開中に19ラップ目の2コーナーで接触転倒。

4番グリッドのチェレスティーノ・ヴィエッティは、3番手を走行していた19ラップ目に技術的な問題が発してリタイア。24番グリッドのソムキアット・チャントラは、6ラップ目の10コーナーで今季9度目の転倒

公式予選1で15番手だったガブリエル・ロドリゴは、フリー走行3今季10度目の転倒した際に右肩を痛めたことから欠場を決断した。

チャンピオンシップは、ポイントリーダーのチェレスティーノ・ヴィエッティが今季2度目の0ポイント。総合2位小椋藍は16ポイント差を挽回して、ポイント数で並んだが、優勝数で総合2位。総合3位アロン・カネトは19ポイント差。

RESULTAS

 

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