王者として現役から引退したニコ・ロズベルグ

タイトル獲得直後に引退した当時の心境を告白。充実した人生を過ごしていることを明かす。

オフィシャルポドキャスト『Last On The Brakes』は、2016年F1世界選手権王者のニコ・ロズベルグを招待。『FIM Enel MotoE™ World Cup(FIM エネル MotoE™ワールドカップ)』にエレクトリックバイクを供給するエネルジのバイクを愛車とする元ドイツ人ドライバーが参戦11年目にタイトル獲得に成功した直後に引退した当時を振り返る。

「現役から引退する手段は1つだけでありません。例えば、バレンティーノ・ロッシ。私は彼を完全に尊敬します。彼は立ち止まるのが怖いという理由だけで続けるのではなく、楽しみ続けたいという理由で参戦します。これは私の直感です。私は自分で設定したことを達成しました。世界選手権に勝つという夢を実現しました。ラストレースのラストコーナーまで、達成することは全く不可能でした。」

「本当にマイルを超えるほど、可能なことを全てやり尽くしたから、世界選手権に勝ちました。『見てくれ、僕は全てを尽くした。長い年月に渡って、できることを全てやった...もっとだ!』と言うだけだった。私が抱いていた動機は妥協のないもので、並外れた献身でした。そして、『みんな、ありがとう。僕はここから去る』と完璧な瞬間に言った。」

「頂点から離れ、残りの人生に持ち込むだけだと考えたから。私は(チャンピオンとして)人生を謳歌している。今でもポジティブに過ごしている。最後の記憶が最も美しかった。それは永遠であろう。最高の気分なんだ。充実感が維持され、その気分を残りの人生に与えてくれる。それだけの価値があります。」

ロズベルグは、「一つは考えること。もう一つは実行すること。そして、それは地獄のように怖い」と、頂点から引退を決断した心境を告白した。

VideoPass(ビデオパス)』では、第2戦スペインGPの最高蜂クラス写真撮影会から最終戦バレンシアGPの決勝レース共同記者会見まで、全戦を完全網羅の生中継で配信。
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