決勝レース:王者ビンダーがシーズン7勝目

王者ビンダーが軽量級のラストレースで逆転優勝。ミルとミニョが表彰台。鈴木と尾野は18位と21位。

最終戦バレンシアGPの決勝レースは13日、リカルド・トルモ・サーキットで行われ、2017年王者のブラッド・ビンダーが僅少さで競り勝って、シーズン7勝目を達成した。

気温21度、路面温度22度のドライコンディションの中、2番グリッドのブラッド・ビンダーは、2ラップ目に22番手まで後退したが、ステップ・バイ・ステップで順位を巻き返すと、最終ラップの1コーナーでトップに飛び出して、王者の貫禄を見せる逆転優勝を果たせば、7番グリッドのジョアン・ミルは、0.056秒差の2位に入り、今季3度目の表彰台。逆転で新人王を獲得。

15番グリッドのアンドレア・ミニョは、0.081秒差の3位に入り、今季2度目の表彰台を獲得。6番グリッドのエネア・バスティアニーニは4位。9番グリッドのファビオ・ディ・ジャンアントニオ、4番グリッドのフアンフラン・グエバラ、24番グリッドのヤコブ・コーンフィール、5番グリッドのフィリップ・エッテル、14番グリッドのホルヘ・ナバーロ、12番グリッドのホルヘ・マルティンがトップ10入り。

公式予選の低速走行でグリッドを12つ降格した20番グリッドのボ・ベンスナイダーは13位。18番グリッドのニッコロ・アントネッリは16位。16番グリッドのニコロ・ブレガは17位。

参戦18戦目でポールポジションを獲得したアロン・カネトは、テクニカルトラブルでピットレーンからスタートして19位。

22番グリッドの鈴木竜生は18位。3番グリッドの尾野弘樹は21位だった。

チャンピオンシップは、2016年王者がビンダー(319ポイント)、総合2位がバスティアニーニ(177ポイント)、総合3位がナバーロ(150ポイント)。新人王は総合5位に進出したミルが獲得。尾野と鈴木は、総合23位と27位だった。

リザルト(www.motogp.com/ja/Results+Statistics/

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