国際モーターサイクリズム連盟の直轄大会『Finetwork FIM JuniorGP™ World Championship(ジュニアGP™世界選手権)』は、今週末にサーキット・リカルド・トルモで第2戦バレンシア大会を開催。
『ジュニアGP™世界選手権』
14ヶ国から28名が参戦。今季初の2レースが開催され、2週間前の開幕戦エストリル大会で初優勝を挙げたレギュラー参戦3年目のニコ・カラーロ(20歳/イタリア)を中心に、『レッドブル・ルーキーズ・カップ』でポイントリーダーに進出するアンヘル・ピケラス(16歳/スペイン)、ヤコブ・ローゼンターラー(18歳/オーストリア)、ルカ・ルネッタ(16歳/イタリア)、ヤコブ・ルールストーン(18歳/オーストラリア)、エリア・バルトリーニ(19歳/イタリア)らが挑戦。
日本からは、江澤伸哉(えざわしんや)と内海孝太郎(うちうみこうたろう)が参戦。ポイント圏内の進出を目指す。
『Moto2™欧州選手権』
13ヶ国から28名が参戦。第4戦スペインGPと第5戦フランスGPで負傷代役として招集を受けて連続完走(21位/19位)を果たしたセナ・アギウス(17歳/オーストラリア)は、開幕戦で連続優勝。昨年3ラップ目に転倒を喫したトラックでアドバンテージの拡大を図る。
注目は、『Moto2™』から転向してきたニッコロ・アントネッリ(27歳/イタリア)と『Moto3™』から転向してきたアルベルト・スーラ(18歳/イタリア)。
3月上旬にトレーニングアクシデントが原因で左手首を脱臼骨折したことから、ヘレス・サーキット-アンヘル・ニエトで開催された3日間のプライベートテストとポルティマオ・サーキットで開催された2日間のオフィシャルテストを欠場した小椋藍が不足する走り込みを補うため、木曜日と金曜日のフリー走行に参加。40分のセッションを4回実施する。
『ヨーロピアン・タレント・カップ』
19ヶ国から51名が参戦。開幕戦で連続優勝を挙げたブリアン・ウリアルテ(14歳/スペイン)に表彰台を獲得したリコ・サルメラ(15歳/フィンランド)、ハキム・ダニッシュ(16歳/マレーシア)が、マキシモ・キレス(15歳/スペイン)、ダビド・ゴンザレス(15歳/スペイン)らが挑戦する。