『FIM Enel MotoE™ World Championship(MotoE™世界選手権)』は、4月3日から3日間、第7戦カタルーニャ大会の開催地バルセロナ-カタルーニャ・サーキットで今年2度目のテストを実施。9チーム18人のレギュラーライダーたちが1ヶ月後に控えた開幕戦フランス大会(5月12日~13日)に向けて準備に取り組む。
ドゥカティ開発の電動二輪車
1ヶ月前の3月6日から3日間、ヘレス・サーキット-アンヘル・ニエトで今年最初のテストが実施されたときに、レギュラーライダーたちがドゥカティが開発した電動二輪車『V21L』を初試乗。3日間を通じて、天候に恵まれなかったが、2日目には、昨年総合2位を獲得したエリック・グラナドがオールタイムラップレコード(1分47秒473)を非公式ながら0.420秒更新する1分47秒053を記録。高いポテンシャルを証明した。
その3日間のテストで総合1番手に進出したエリック・グラナドは、当地で3月30日から2日間、『スーパーバイク世界選手権』のプライベートテストを実施。前回は2日目からの走行となったが、今回は3日間の参加を予定。
『スーパースポーツ世界選手権』にも参戦するニコラス・スピネッリとアンドレア・マントヴァーニも3日間の参加を予定するが、『Moto2™』に代役参戦したジョルディ・トーレスは、アルゼンチンから移動して来ることから、2日目からの参加を予定。
1日セッション5回
前回のテストは1日4回のセッション。今回は5回に増加され、現地時間9時00分、11時10分、13時20分、15時30分、17時45分から各15分間のセッションが予定され、最終日にはレースシミュレーションが計画されている。
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