アロン・カネトが70戦目で初優勝

フェルミン・アルデグエルがダブルロングラップペナルティ後に9人抜きで4位、小椋藍5位、佐々木歩夢転倒

第2戦ポルトガルGP決勝レース(周回数21ラップ)は24日、現地時間12時15分からアウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルヴェで行われ、3番グリッドのアロン・カネトが11ラップ目に1番手に飛び出してレースの主導権を握り、中量級70戦目で初優勝を挙げ、総合10位からポイントリーダーに浮上した。

気温22度、路面温度25度のドライコンディションの中、5番グリッドのジョー・ロバーツは2.059秒差の2位。昨年9月の第13戦インドGP以来9戦ぶりに表彰台を獲得すれば、ポールポジションのマヌエル・ゴンザレスは2.610秒差の3位に入り、昨年11月の第19戦カタールGP以来3戦ぶりに表彰台を獲得。

2番グリッドのフェルミン・アルデグエルは、ジャンプスタートが原因でダブルロングラップペナルティが科せられ、2番手走行中の4ラップ目に1度目のロングラップを実行して11番手、10番手走行中の7ラップ目に2度目のロングラップを行い、5.1秒差の13番手に後退したが、9人を抜いて3.212秒差の4位まで挽回。

7番グリッドの小椋藍は3.728秒差の5位。8番グリッドのセルジオ・ガルシア、14番グリッドのチェレスティーノ・ヴィエッティ、6番グリッドのアルベルト・アレナス、11番グリッドのマルコス・ラミレス、9番グリッドのソムキアット・チャントラがトップ10入り。

12番グリッドのトニー・アルボリーノは12位。16番グリッドのバーリー・バルトゥスは13位。27番グリッドのマリオ・アジは23位。

4番グリッドのアロンソ・ロペスは、2ラップ目にトップに飛び出してレースをリードしたが、1番手走行中の11ラップ目13コーナーで転倒し、1ラップ遅れの25位完走。21番グリッドの佐々木歩夢は、24番手走行中の16ラップ目13コーナーで転倒した。

チャンピオンシップ

総合10位アロン・カネトは25ポイントを加算させ、中量級で初めて総合1位に飛び出せば、総合7位ジョー・ロバーツは2ポイント差の総合2位、総合5位マヌエル・ゴンザレスは4ポイント差の総合3位に浮上。

総合3位セルジオ・ガルシアは5ポイント差の総合4位、ポイントリーダーのアロンソ・ロペスは6ポイント差の総合5位に後退。

総合4位小椋藍は12ポイント差から7ポイント差にギャップを縮小させて総合6位。総合2位バーリー・バルトゥスは8ポイント差の総合7位に後退。フェルミン・アルデグエルは初ポイントを稼いで総合11位に進出した。

RESULTS