Misano World Circuit Marco Simoncelli
1972年に多くのイタリア人ライダーを輩出するアドリア海沿岸のミサノ・アドリアーティコに建設されたサンタモニカ・インターナショナル・サーキットは、1980年から1993年までの14年間でイタリアGP、ネイションズGP、サンマリノGPを計10回開催。
2006年に安全性の向上を目指したトラックの改修工事をはじめ、設備の充実や観戦スタンドの大規模な拡張を図り、サーキット名をミサノ・ワールド・サーキットに改称。2007年、ウェイン・レイニーが転倒が原因で負傷した1993年以来14年ぶりに復帰すると、2012年には地元リミニ出身のレジェンド、故マルコ・シモンチェリの功績を称えて、サーキット名をミサノ・ワールド・サーキット‐マルコ・シモンチェリに改称。
2016年9月、10年連続20回目の開催直前にサンマリノ共和国政府、エミリア=ロマーニャ州政府、リミニ県政府、サーキット所有者のサンタモニカS.p.A.、ドルナスポーツとの間で、2017年から4年間の延長開催に関して合意。2018年9月には、契約期間を2020年から2021年まで延長することで合意。
14年連続開催となる2020年は、シーズン15戦として9月13日に決勝レースを予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、予定通りにサンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPを開催した後、翌週にエミリア・ロマーニャ&リビエラ・ディ・リミニGPを催行。翌年も2戦を実施し、9月19日にサンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGP、5週間後の10月24日にエミリア・ロマーニャGPを開催。
18年連続の開催となる2024年は、シーズン13戦目として9月6日から8日に催行。2024年7月15日、ソコル・インターナショナル・サーキットで初開催が計画されていたカザフスタンGPの中止が発表され、代替に指名されたことから、シーズン14戦目として9月20日から22日にエミリア・ロマーニャGPを開催する。
サーキットスペック
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全長距離
4.23Km / 2.63 Miles
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コース幅員
12m / 39.37ft
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最大直線長
530m / 1738.85ft
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右コーナー
10
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左コーナー
6