Circuito de Jerez - Ángel Nieto
年間を通じて天候に恵まれる南スペインのなだらかな丘に建設されたヘレス・サーキットは、完成の翌年となった1987年にグランプリを初開催すると、ヨーロッパラウンドの開幕戦に指定され、毎年熱烈なファンが集結。1997年からは毎年20万人を超える観客が訪れ、2009年には観客数が史上初めて25万人を超える26万3648人を記録。
2005年、路面の再舗装をはじめ、コントロールタワー、メディアセンター、ピットボックスの大幅な改修工事を実施。
2018年、スペイン出身のレジェンド、故アンヘル・ニエトの功績を称え、サーキットの名称をヘレス・サーキット-アンヘル・ニエトに改名し、第2ゲートの入り口に胸像を設置。
1988年にポルトガルGPの開催地に指定されたが、1989年に再びスペインGPの開催地に指名され、34年連続開催となる2020年は、シーズン5戦目として5月3日に開催を予定していたが、新型コロナウイルスによる世界的なパンデミックの影響を受けて延期。アンダルシア州政府、ヘレス市政府、ドルナスポーツは、グランプリ開催に向けて感染対策案をスペイン政府に提出。特別に開催許可を得て、6月11日に2週連続開催が決まり、7月19日に第2戦スペインGP、翌週の7月26日に第3戦アンダルシアGPを催行。
2021年、2022年からの5年契約で最低3回(2022年、2023年、2025年)の開催に関して合意。毎年、安全面の向上を目的とした計画的な改修工事が実施され、2023年には、2024年と2025年の開催に合意。
38年連続39度目のグランプリとなった2024年は、シーズン4戦目として4月26日から29日に開催。
サーキットスペック
-
全長距離
4.42Km / 2.75 Miles
-
コース幅員
11m / 36.09ft
-
最大直線長
607m / 1991.47ft
-
右コーナー
8
-
左コーナー
5